この記事で知ったのだが、なんだか、gooのメールシステムが3月末にリニューアルされてから、大変な事になっている模様である。
起きている事象の主なものを挙げると、下のような感じ。
- メールクライアントの動作が非常に重い。
- メール受信通知に1週間もかかった。
- 受信したメールの件名と本文がずれている。
- 件名も本文も「白紙」のメールが届いている。
サーバ管理の経験がある人ならば、どれも酸っぱい思いと共に蘇ってくる出来事であろう。
どうやら、gooは「やらかした」ようである。
(4月15日追記)
よく考えたら、これ、計画業務としてメールシステムを変更した揚句の事態なのでした。
突発的な障害なら止むを得ない面もあるけれども、計画業務でこの体たらくは、流石にダメでしょう。
メールスプールサーバが機能していれば、それなりに救われるメールはあるだろうけれども、壊れてしまったメールは、基本的に復元不能なのだから、こういう障害は、計画業務で起きてはいけない事です。
負荷テストや移行テストを充分に行ったとは思えないです。設計が少々マズくても、テストをしっかりやれば、具合の悪い部分は洗い出せるものです。
どうも、まともな技術者が計画を指揮していない印象です(畏れ多い事ですが)。
当事者ではないから、憶測でしかないと断っておく。
その上で筆者は、これはメールサーバを従来より高性能のマシンにして、サーバ台数を減らしたのではないかと考える。
gooメールで起きている事象は、筆者が過去に経験した不具合の中で、pop3サーバのメールボックスファイルが過負荷で破損した時の事例に極めて近いからである。
電子メールというのは、最近はスパムメールが飛び交うこともあって、かなりの負荷である。
更に、1通のメールを処理するために、ウィルスチェックやらスパムチェックやらと、何かと処理が増大する傾向にある。
加えて、そのメールを保存しておくハードディスクだが、サーバのCPUが如何に速かろうと、ディスク容量がいかに大きかろうと、1バスで同時に読み書きできるのは、基本的に1ディスクである。
最近のサーバマシンはハードディスク用に2バスや4バス設けてあることが多いのだが、たいていはディスク障害に備えて2バス1組でミラーリングするから、せいぜいが同時に読み書きできるのは2論理ディスク、ヘタすると1論理ディスクしか無かったりする。
物理バスが少ない分は、ハードディスクの入出力速度(≒回転数)である程度はカバーできるのだが、それにも限界が有る。
そんな状態で、電子メールのように、単純に時間当り件数の多い処理を集中させるというのは、恐ろしいことだ。むしろ低能力マシンを多く設置して、処理を分散すべきである。
gooはNTT系の企業がやっているみたいだが、我が家のプロバイダはOCN(もろNTT系)である。
プロバイダを変えるかもしれないので、OCNのサイトに久しぶりにログインしたのだが、こちらも「なんちゃらメールシステム」にリニューアルしたとかで、ほぼ強制的に新しいメールシステムに切替手続きさせられた。
その後にOCNのpop3サーバからメールを受信したら、サーバに残していた3日分のメールが再び送られてきた。gooみたいに遅延したというわけではないので可愛いもんだが、gooメールユーザの方々はお気の毒である。
OCNの方も、期待を裏切らない結果であったわけである。![]()
ま、gooメールを使っている人のほとんどは無料メールとしてであろから、安かろう、悪かろうになるんだよ、というのは簡単なのだけれども、なんでプロバイダのメールアカウントを使わないのだろうというのが素朴な疑問である。それだってどうせタダ(プロバイダ料金に含まれる)なのだし、無料メールより遥かに安心だろうと思うのだが。
ひょっとして、
メールに依存するほど、携帯電話しか持たなくなっているのだろうか。
それにしたって携帯メールがある訳だし...。
さて、皆さんはいかがお考えだろうか。






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