行方不明の年金保険料支払があるかどうかを確かめるための「ねんきん特別便」が届いた。
詳細の確認はおいおい行うとして、ざっと見、加入期間の抜けは無いようだ。
- 社会保険庁:ねんきん特別便 年金記録のお知らせの見方
- 年金生活net:「ねんきん特別便」の見方と注意点
しかし、これが来たからとて、最近報道されている、厚生年金標準月額報酬不正減額の有無はわからない。
政府は、今のところ、標準月額報酬不正減額有無確認用の「おしらせ」を全員に送ると言っているようだが、「年金特別便」と一緒にやらなかったために、単純に経費は2倍かかるわけで、これだけを取り上げても、あまりにお粗末だ。
ちなみに、年金特別便の平成19年度補正予算158億円、平成20年度当初予算は162億円。
あわせて320億円である。(民主党蓮舫議員の質問趣意書)
「年金特別便」は定形郵便50gの手紙なので、通常料金で1通90円。
区分割引9%、バーコード割引4%有りと仮定して13%割引で1通78円30銭。
(実際はもっと安いだろうが)
320億円だと単純計算で4億通分。
年金加入期間の連続性については注意が必要だ、というのは、過去にNHKの朝の情報番組で観ていたので、職を変える都度、社会保険事務所窓口で確認していた。
だから、この点については心配していなかったのだが、よもや役所と企業が一体となって、標準月額報酬の金額を改竄していたとは、世も末である。
マスコミ・政治家は社会保険庁を槍玉に挙げているが、忘れてはならないのは、社会保険庁はあくまで旧厚生省の一部であって、不正な手段で自分の「成績」を上げて、「えらくなっていった」者達は厚生労働省の中に(もしかすると外にも)居るのだということ、そして何よりも、適切な方向に行政を導いていなかった政府・自民党の責任は重大だということだ。
現与党には、責任をとって、当分、政権の座から去っていただきたい。





