キャラくんは、他の猫同様、活動モードに入っている時に手を出すと、甘えて噛み付く。
時にひっくりかえって、腹を全開にしたまま手にじゃれ付き、噛む。
当人は完全にじゃれているつもりなのだろうが、こちらの手はなかなかに痛いものだし、加減を知らないものだから、時に出血する程の傷がつく。
おかげで、私の両手は噛み傷だらけである。
これがずーっと続くとなると、深傷を負うかもしれないので、昨日、身代わりに、白鼠の形をしたおもちゃを買ってきた。
こいつにじゃれてもらう魂胆である。
ボールのおもちゃもついて、格安の税込298円也。
与えてみたところ、予想を越えたじゃれつき様である。
最初はよくわからなくて、少し前足で、ツンツンしていたのが、段々に、ネズミ君をふっ飛ばすようになった。
咥えるのも、下手だったのが、次第に上手に咥えられる様になった。
してみると、キャラ君は、野良だった頃には、餌取は必ずしも上手ではなかったに違いない。
それで、よれよれだったのだろう。
野生の本能を呼び覚まされるのか、一旦、ネズミのおもちゃを与えると、疲れ果てるまで止めないキャラ君である。







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